教員向け動画チュートリアル・7分
アクティビティをカスタマイズする
ChitterChatterのスピーキング活動を、授業と学習者に合わせて調整します。この動画では、レストランを舞台にしたスペイン語のアクティビティを例に、「基本情報」「目標」「シナリオ」を詳しく説明します。
動画は、再生ボタンを押したときにのみYouTubeから読み込まれます。その際、YouTube(Google)はGoogleのプライバシーポリシーに基づき、IPアドレスやブラウザーなどの情報を受け取ります。 英語の字幕は動画に組み込まれています。「CC」ボタンを押すと、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、ベトナム語、日本語の字幕を表示できます。字幕の言語や再生速度はプレーヤーの設定で変更できます。埋め込みプレーヤーを利用できない場合は、YouTubeで視聴してください。
動画の文字起こし
スピーキング活動を最初から最後までカスタマイズしましょう。スペイン語のレストランのアクティビティを使って、「基本情報」「目標」「シナリオ」の順に進めます。設定のまとまりごとに一度止まり、それぞれで何が変わるかを確認します。
まずはタイトルです。学生にわかりやすい名前をアクティビティに付けます。ここでは「レストランでのランチ」とします。
説明では、学生が始める前にタスクの内容を伝えます。実用的な内容にして、この会話で何をするのかを伝えましょう。ここでは、昼食を注文し、メニューについて質問します。
「練習言語」で、練習する言語を設定します。メニューを開いて言語を選ぶか、検索欄を使います。このアクティビティでは、スペイン語のままにします。
「セッションの長さ」までスクロールします。最短時間は、フィードバックを受け取るために必要です。最長時間に達すると、会話が終了します。数値の入力欄かスライダーを使います。この例では、範囲を3~6分に設定します。
「目標」に進みます。目標は会話の方向性を決め、学生へのフィードバックの内容にも生かされます。それぞれ、観察できる行動として書きます。ここでは、最初の目標をより具体的にして、「メインの料理と飲み物を丁寧に注文する」にします。
別の目標が必要なときは、「目標を追加」を使います。ここでは、おすすめを尋ねる目標を追加します。一覧では、焦点を絞った目標を3~5個にすることが推奨されているので、アクティビティを扱いやすい範囲に保ちましょう。
矢印のボタンで順序を変えるか、行をドラッグします。ここでは、新しい目標を1つ上に移動します。不要になった目標は、削除ボタンで削除できます。
「AIで確認」を使うと、目標の表現をAIが確認します。提案は出発点として扱い、学生に実際に練習させたい内容が反映されているかを確認してください。
「目標習熟度」までスクロールします。このメニューはACTFLの尺度を使っており、初級から卓越級(Distinguished)まであります。学習者に合ったレベルを選びます。ここでは中級下位(Intermediate Low)を使い、短く身近なやり取りに適したタスクにします。
追加の情報は任意です。「習熟度の補足情報」では、レベルだけでは表せないニーズを説明できます。たとえば、この学生たちは食べ物の語彙は知っていますが、追加の質問をするには手助けが必要です。
「目標の語彙・表現」は、AIだけが使う非公開の表現リストで、学生には表示されません。短いリストを、1行に1つずつ追加します。ここでは、注文する、おすすめを頼む、会計を頼むための表現を入れます。
「ヘルプとヒント」は、学生が練習前に読むためのもので、AIには使われません。準備のポイントや方略を追加します。ここでは、メニューについての質問を2つ用意し、注文するときに丁寧な表現を使うよう学生に伝えます。
「シナリオ」に進みます。場面では、会話がどこで行われるのか、学習者が誰なのか、どのようなタスクを支援するのかをAIに伝えます。この例の学習者は、マドリードで昼食をとっていて、食事を注文する必要があります。
登場人物では、会話の相手を定義します。役割、性格、役に立つ振る舞いを設定します。ここでは、AIを親しみやすい店員にし、質問は一度に1つだけして、学生の答えを待つようにします。
「声と速度」までスクロールします。「声」を開くと、利用できる声とその説明が表示されます。ここではVerseのままにします。メニューを閉じた後に「プレビュー」を押すと、練習言語の短いサンプルが再生されるので、相手の声を選ぶ参考になります。
「話す速度」は、声とは別の設定です。「とてもゆっくり」「ゆっくり」「自然」「少し速い」から選びます。既定は「自然」です。ここでは「ゆっくり」を選び、学習者が聞いた内容を理解する時間を増やします。
「文化的背景」では、その土地の習慣、マナー、言葉づかいを加えます。これは任意です。ここでは、マドリードの気軽なレストランを説明し、丁寧な頼み方を促します。文化的背景を追加すると、「評価」で「文化的な適切さ」のフィードバックも利用できるようになります。
次は「会話中の学習支援」です。これらの設定で、会話中にAIがどのように手助けするかが変わります。フィードバックや採点は変わりません。このアクティビティの支援を選ぶ前に、それぞれの選択肢を見ていきます。
学習者が別の言語を使った場合のAIの対応は、理解していないように振る舞う、理解したうえで練習言語だけで返答する、質問されたら学習者の言語で簡単に説明する、の3つから選べます。ここでは最後の選択肢を選び、短く説明してからスペイン語に戻れるようにします。
間違いについては、「会話を続ける」は意味を優先します。「自然に言い換えて示す」は、返答の中で正しい形を示します。「短く訂正する」は、短く訂正してから会話を続けます。ここでは「自然に言い換えて示す」を選び、やり取りを止めずに正しい形を示します。
言い換えを選ぶと、「言い換えの頻度」が表示されます。「まれに」「ときどき」「よく」で、その支援が現れる頻度を調整します。ここでは「ときどき」のままにして、役に立つ言語の手本と、学生が話し続ける時間のバランスをとります。
学習者が言葉に詰まった場合、「簡単な表現に言い換える」では、より易しい言葉を使います。「考えるためのヒントを出す」では、手がかりや考えるための質問を示します。「使える表現を提案する」では、役に立つ表現を学習者に示します。ここでは「考えるためのヒントを出す」を選び、学習者が自分で答える余地を残します。
「丁寧さ」では、登場人物の言葉づかいを「カジュアル」「ニュートラル」「フォーマル」から設定します。場面と学習目標に合わせてください。ここでは、親しみやすくも礼儀正しいレストランでのやり取りにするため、「ニュートラル」を選びます。
「返答の長さ」には、「簡潔」「自然」「詳しく」があります。3つとも、会話での発言は短く保たれます。「詳しく」では、1~2文の範囲で具体性が増します。ここでは「簡潔」を選び、学習者が話せる余地を広げます。
「AIから会話を始める」までスクロールします。オフの場合は、学生から話し始めます。登場人物に短いあいさつで会話を始めさせたいときは、オンにします。ここでは、店員から先に話すようにします。
AIの最初の発言を具体的に指定することもできます。「AIの最初の発言を指定する(任意)」にチェックを入れ、あいさつを練習言語で書きます。ここでは、学習者をレストランに迎えるあいさつにします。発言を指定しない場合は、AIが自分であいさつを作ります。
「シナリオ画像」では、学生が始める前に見る画像を追加します。「場面を生成」では、登場人物を含まない場面の画像を作成します。「登場人物を生成」では、その場面に会話の相手を含めます。使いたい方を選び、「画像を生成」を使います。
「自分の画像をアップロード」では、代わりに端末からJPEG、PNG、WebPのいずれかを選べます。画像は任意なので、画像なしのままにしておくこともできます。この例では、会話の設定に絞って進めます。
内容に満足したら「変更を保存」をクリックし、確認が表示されるまで待ちます。これで、明確なタスク、焦点を絞った目標、学習者に合わせた会話の相手を備えたアクティビティができました。フィードバックとルーブリックの設定は、評価についてのチュートリアルで説明します。
